叔父の葬儀
先週、父方の叔父が無くなり、土曜日には葬儀に出席してきました。私の父は長男で亡くなられた叔父は末弟ということもあり、私とそれほど年齢差があるわけではありません。それなのに、こうしてこの世を去っていくのを見ると、どうしようもない無常観を感じます。ひとりの人が亡くなると、その人の居たスペースが消えてしまいます。人々の中で生活してきた所にぽっかりと穴が開いて、これを埋めることができないのです。特に家族にとっては、その人の代わりはいませんから埋めることのできない空白を感じながら生きていくしかありません。葬儀をいうのは、心の区切りをつける儀式なのだと思います。誰もやりたくはないのに、やらないと前に進めないから仕方なく執り行う儀式です。ただ、葬儀を終えてからその人の居ない現実と折り合わせていくには、少なくない時間が必要です。悲しいですね。
2024年08月05日 08:58
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