死後のサブスク債務について
ネット社会になって、サブスクで月払いの支払をカードでされている方も多いかと思います。私も業務で利用しているアドビアクロバットDCとクラウドの使用料はカードで月払いにしています。便利でいいのですが、契約当事者が死亡した場合には、契約解除されることもなく永久に引き落としがされるという問題があります。通常はひも付きの銀行口座が凍結されたところで、債権者から通知が来ることで死者の契約が判明します。しかし、口座の処理がされないと支払が継続してしまいます。相続人は死者のパソコンへのアクセスが出来ず、契約関係を知らないので簡単に解約手続ができません。ネット検索するとサブスク関係の同種のトラブルが、随分多いことに驚きます。一身専属契約で死亡と同時に契約が終了するかと思えば、そのような扱いわされていません。従って、死後の支払い分について不当利得返還請求をしても認められない可能性が高いことになります。債権者保護とは云えない、極めて理不尽な支払請求がまかり通っている現状です。サブスク契約については、適切な法整備がされることを期待したいです。
2024年07月17日 11:09
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